株式会社濃建

RECRUIT採用情報

SENIOR'S VOICE

先輩の声

鉄道の安全を支える濃建の先輩達を紹介します。

在来部の社員01

在来部 古池 隆司(2002年入社)

私の仕事内容

JR東海から仕事を頂き、JR在来線の線路を作る仕事をしています。電車がきちんと走れるように線路の点検や消耗した部材の交換などを行っています。安全性と正確さが求められる仕事です。

仕事の楽しさを感じるとき

仲間とワイワイしながら仕事ができるのが楽しさだと思っています。年齢は様々ですが趣味が合い、話が合うなど友人関係が築けています。
しかし、現場に入ると皆で力を合わせながら作業を進めていきます。仕事は大変ですが、大変な事ばかりだと続かないので、皆で楽しい部分を見つけながら取り組んでいけることがやりがいに繋がっています。

仕事の大変なところ

使用する機材が重いので、体力を求められる部分も多い点は大変かもしれません。また仕事の環境は夏の暑い日でも、冬場のマイナスの気温でも外での作業となりますので、それに慣れるまでが大変だと思います。

新入社員と接するときに気を付けていること

見た目が厳ついように見られがちなので、最初から積極的に話しかけるようにしています。その時にも元気よく話しかけるように気を付けています。
また、楽しく仕事ができる面白い職場であると感じてもらえるように、何に興味を持っているのかなどを積極的に聞き、この職場に興味を持ってもらえるようにしています。

在来部の社員02

在来部 山元 亘(2013年入社)

私の仕事内容

一言で言うと線路の修理屋さんです。レールや枕木の交換、重機を使った作業などです。通常の土木と違い、線路の上で作業する軌陸型のバックホーやダンプを使うなど、他の人ではできない仕事をしています。

仕事のやりがいを感じるとき

レールの交換などは作業が終わった後に形に残るので、仕事をやったというやりがいは大きいと思います。この仕事に就いて4年になりますが、作業責任者の資格を取らせて頂いたので、先輩のように作業全体を取り仕切る仕事ができれば、より大きなやりがいに繋がるのかもしれないと思っています。

仕事の大変なところ

野外での仕事なので夏は暑く冬は寒いので大変です。使う機材も軽いものはほとんど無いので、肉体面での大変さはあると思います。また、一つでも作業や安全確認を間違えると電車を止めてしまう可能性があるので、確実に仕事を進めるように気を付けています。
ひとたび電車を止めてしまうと旅客に影響が出てしまい大勢の方に迷惑を掛けることになるので、そうならないように気を付けています。
最近、一般車が踏切の中に誤って侵入した事故があったのですが、その復旧作業にあたりました。その日は別の作業をしていたのですが、連絡が入るとすぐ作業を中断して現場に駆け付けました。現場では踏切の目の前に緊急停車した電車が止まっており、大勢のお客さんが乗っていました。一刻も早く電車が動けるようにコンクリートカッターで車両を解体して移動させ、安全確認を行って電車の運行が再開できるように作業をしました。
このように、作業中でも緊急事態の場合には最優先で復旧させなければならない点も大変だと思います。

幹線部の社員01

幹線部 臼井 幸輝(2016年入社)

私の仕事内容

東海道新幹線の線路の修理を行っている仕事です。手作業や重機を使ってレールや枕木、砕石を交換する仕事です。

仕事のやりがいを感じるとき

陰ながらも人の支えになれる仕事だと実感しており、それが大きなやりがいになっています。自分たちの受け持ち区間では大きな事故を起こしておらず、新幹線の安全をきちんと守れているという実感が、やりがいに繋がっています。

仕事の大変なところ

PC枕木の交換など規模の大きな仕事になると、大きな機材の準備などが必要になってくるので、その点は大変だと思います。また、大規模工事は行動範囲が広くなるので、それも大変だと思います。

これからの目標

2016年に入社したので、まだ資格取得に必要な経験年数が少ないのですが、経験を積んで作業責任者など人の上に立つ仕事に就いてみたいと思います。また、見張りなど取れる資格を積極的に取得していきたいと思います。

幹線部の社員02

幹線部 吉村 英治(1980年入社)

私の仕事内容

東海道新幹線の線路の保守や点検、整備の仕事をしています。その中でも作業所長という任に就いているので発注者と作業計画を立て、各日程の作業の打ち合わせをして、社内で作業についての指示を出したりしています。

仕事のやりがいを感じるとき

東海道新幹線という日本の大動脈を守る仕事をしており、作業が終わり、新幹線が無事に発車していくのを見ていると、自分の関わっている仕事の規模の大きさを実感し、やりがいを感じます。

仕事の大変なところ

その日の作業量をその日のうちに確実に終わらせていかないと新幹線が安全に走れないので、スケジュールをしっかりと管理しなければならない点と、冬場の氷点下の中、雪が降っても雨が降っても屋外で仕事をしている点は大変だと思います。
また、今までの経験から毎日の作業量を発注者と相談して調整し、毎日確実に仕事が完了するように計画していますが、社員がやむ負えない理由で休んでしまうと少ない人数でも仕事を完了しなければならないので、その調整も大変な点だと思います。

新入社員と接するときに気を付けていること

現場で仕事を教えるのは先輩社員に任せていますが、注意するときの言葉遣いに気を付けたり、叱る必要があった場合にも後でフォローするように気をつけています。特に失敗した場合には、後から本人になぜ失敗したのかを考えてもらうようにしています。自分で失敗した原因に気づかないとまた同じ失敗をしてしまうので、そうならないように指導をしています。

土木部の社員

土木部 坂口 正明(2008年入社)

私の仕事内容

公共工事の施工管理全般を行っています。会社が受注した公共工事を完成させるのが仕事で、入札資料の作成から着工書類など各種書類の作成、現場管理、出来形管理、品質管理、工程管理など様々な管理業務を行います。書類作成や管理業務は岐阜県の共通仕様書に沿った形で作成していきます。

仕事のやりがいを感じるとき

若い技術者などは発注された設計通りに作れば良いという考え方の人が多いですが、経験上、設計書の中には現場の状況と違う記載や設計上の誤りがある場合があります。しかし、公共事業を受注するときには施工業者による設計照査を義務付けているので、この誤った設計のまま施工してしまうと私たち施工業者の責任となってしまいます。設計要領に沿って設計・施工ができるように調べることも必要です。

公共工事なので、事前の設計と現場の状況に差異がある場合は設計変更を行い、ちゃんと費用を捻出するように協議します。協議を行わないと会社の損失になってしまうので、それが現場工事に携わる者として大切だと考えています。
私は40年以上も土木事業に携わっているので、これまでに失敗した事や成功した事の経験があります。そこで、過去の工事に照らしあわせながら施工しやすい体制づくりを工事着工前に整えておき、工事を進めていきます。そういった自分の段取りが機能して工事が無事に終わるとやりがいを感じますね。

仕事の大変なところ

土木の仕事は現場ごとに地形や気候、注意点などの状況が全て異なります。モノ作りといっても工場のようにひたすら同じもの作るのとは訳が違うので、昔から土木の世界で使われている「段取り八分」という言葉の通り、現場監督の段取り次第で儲かる現場も儲からなくなりますし、安全に作業できる現場も危なくなってしまいます。状況に応じた段取りをしなければならないのが一番大変ですね。
頭の中に作業の開始から終了までのビジョンを先に描いて、計画を作っておかないといけません。頭の中で作業が終わるまでのイメージができないと現場に入ることはできません。先が見えないのに工事を始めても、全ての作業がバラバラになってしまい、いつ工期が終わるかも分からなくなってしまいます。
もしかしたら設計上、工期に間に合わない設計をしてあるかもしれません。そういった場合にも工事着工前であれば設計変更を認めてくれる場合がありますが、工期ギリギリに言い出しては変更を認めてもらう事は難しいです。そのため、工事を始める前に全ての作業を頭の中で終わらせてから実際の作業に入る。これがこの仕事の大変なところだと思います。
また、どれだけ現場を経験しても初めての経験というものが必ずあります。現在担当している工事も初めて行う種類の工事です。初めての工事は土木の勉強をしたての新入社員とそんなに変わらない知識しかないので、勉強しながら作業を管理する日々です。
実際の作業は経験のある施工業者さんにお願いしているので問題ありませんが、施工管理を行う際のノウハウが自分の中になく、仕事のイメージをしにくいところが大変ですね。